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【スロ小説】クロニクル12

小説
たくみ
たくみ

たくみの専業時代を書いた小説です

さて小説クロニクルですが
ようやくパチンコから
スロットへ舞台を移します。
スロットではパチンコとちがって
外から見えない設定というものを
相手にしなければいけません。
ただこの頃の4号機Aタイプには
減算値攻略というものがあったんですね。
さて、それを使って
うまく稼いでいけるのでしょうか?

前回までのお話はコチラから↓

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減算値攻略を試す

パチンコは釘を見れば
勝てる台かどうかはわかる。
対してスロットの設定は
外からは見えない。
自分が朝から積極的に
スロットを打たないのがその理由だ。
設定が見えてくるまでじっと我慢。
渋いパチンコでお茶を濁すのが
この頃のパターンだったのだが、
先日偶然目撃したニューパルサーの
減算値攻略法には目から鱗だった。

「これなら朝から高設定を
    狙えるんじゃないか?」

家にある攻略誌を読み漁り、
やり方を頭に入れる。
まるで自分だけの武器を
手に入れたような気持ちになった。
(実際は全国誌に載っている時点で
    知ってる人は知ってるのだが)

次の日の朝はしばらく感じたことのない
高揚感にふわふわしながら開店を待っていた。
しかしいくら判別ができるとはいえ、
まずはビッグをひかないといけない
(実際には設定変更後も可能)のだから、
すべての台に触ってたら
大負けする可能性もある。

まず手始めに昨日回数の
付いていた台から打っていく。
ハマらないように願っていると
投資5本でゲチェナが止まる。
これがビッグで早速判別の
チャンスがおとずれた。
ビッグが終わり、クレジットを落とす。
「ジャラララララ」と大きな音を立てて
コインが下皿に落ちる。
「これがどうも・・」
目立ちすぎてバツが悪い。
なんとかならないものだろうか?

さてコインを入れて
クレジットを30に合わせる。
3枚手持ちから始めて、
あとは9枚手持ち。
2枚のコインをを手持ちから入れて、
クレジットから1枚を足す。
1枚手持ちから入れたら2枚を
クレジットから足していく。
慣れれば簡単だが、打ち始めなので
慎重に手順を確認しながら打っていく。
判別ゲームはクレジットが
31になった次のゲームだ。
「落ちない」
その後も何度か判別してみたが、
まったく落ちない。
「これは違うのか」
どうやら据えではないみたいだ。

めげずに隣の台を試すも、これも落ちず。
4台目を試した時の負債は
20本近くに膨れ上がっていた。

「これはまずいな」
もしかしたら、設定なんて
入ってないのかもしれない。
店を疑い始めたその時、
ようやく判別ゲームで
小役が落ちてくれた。
「やっぱり高設定はあったんだ」
その時の喜びは
なんともいえないものだった。
その後も判別ゲームの
ほとんどで小役が落ちる。
「これはわかりやすいな」
設定5以上が確定した後はぶん回すだけ。
思ったより投資が
かさんでしまったのが誤算だが、
これは候補台を絞れていないため。
店のクセのような
ものがわかればいいのだが・・・
この台は昨日あまり
当たってないようにみえる。
いわゆる上げ台というやつか?
今日一日ではなんともいえないが、
毎日みていけばなんとなく
当たりがみえてくるかもしれない。
そんな先のことも考えながら
回した結果は2000枚少々。
たいした稼ぎにはならなかったが、
それ以上に収穫は大きかった。
昨日判別していた奴は
今日は来なかったし、
ニューパルを打つ客に若者はおらず、
居心地がよさそうなのも気に入った。
これからしばらくは打つ台に
困ることはなさそうだと、
安心してこの日は床についたのだった。

それからしばらくはニューパルを
メインに打っていくのだが、
店の設定の入れ方については
まだまだうまく読めず、
稼ぎのほうはボチボチといったところ。
安定はしているものの、
やはり早い台数でツモれないと
稼ぎにはならないのだ。

そんな時だった
昼を過ぎてニューパルを
打っていた自分のところに
めずらしく海プロがやってきて言う。
(海プロはボーダーあるかないかの
   パチンコにまだしがみついている)
「う、海の釘をあ、開けてる」
相変わらずのどもり口調でそう言うのだが、
「へぇーそれは確かにめずらしいけど、
     そんなに開けてるのか?」
どうせなら、朝教えてくれれば
良かったのに、とそう言うと
「い、今て、店長が叩いてる」
「なんだって?営業時間中にか?」

あわてて海のシマに行くと、
確かに店長が釘を叩いている最中だった。
「おいおい、営業時間内だろ
         無茶するなぁ」
店長にそう言うと、彼は力なく笑って
「ハハ・・・仕方ないんすよ、
       打ってください」
表情とは違い、その目には
なんだか覚悟のようなものが見えた気がした。

続く

【この話はフィクションであり
   実在の人物とは関係ありません】

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